ここだけの話

http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1060.html
一部抜粋
『ウイルスと言うのは寄生体で、宿主の細胞に寄生してはじめて生きられます。では、新型コロナウイルスの場合、どのようにして宿主の細胞に入ったのでしょうか。
 これは、受容体と呼ばれるヒトの細胞のタンパク質がこのウイルスの表面にあるタンパク質と結合しなければならないということになります。新型コロナウイルスの表面にあるタンパク質が「鍵」であるなら、ヒトの細胞の表面にある受容体は「錠」です。受容体がウイルスのタンパク質と結合した後、受容体を持つ細胞には食作用(phagocytosis)が起きます。つまり、細胞が細胞外にある物質を取り込むエンドサイトーシス(endocytosis)が発生するのです。これによって、ウイルスが宿主の細胞に侵入するのに成功したと言えます。ここから、ウイルスは宿主の細胞の構造とタンパク質や酵素を利用して、自身の生命活動と増殖を始めるのです。だから、ウイルスは非常に狡猾な微生物だと言えます。
 細胞内に入り込んだ後増殖するというこのウイルスの特徴から、抗ウイルス剤による薬物治療が難しくなっており、ワクチンの開発も困難です。』

https://ameblo.jp/regenerative-kyoto/entry-11443147070.html
世界初、乳酸菌で多能性細胞 熊大グループ成功
『熊本大大学院生命科学研究部の太田訓正[くにまさ]准教授(48)=神経発生学=の研究グループが、ヒトの体細胞に乳酸菌を取り込ませ、さまざまな種類の細胞に分化できる能力を持つ多能性細胞を作りだすことに成功したことが28日、分かった。
多能性細胞には、京都大の山中伸弥教授が開発した四つの遺伝子を細胞に加えて作る人工多能性幹細胞(iPS細胞)があるが、乳酸菌などバクテリアを使った多能性細胞の開発は初めてという。
関係者はiPS細胞の開発で医療への応用に期待が集まる多能性細胞の可能性を広げる研究成果としている。
乳酸菌は代謝により乳酸を生成するバクテリアで、一部はヒトの体内にいる。熊本大グループは、ヒトの皮膚細胞周辺のタンパク質を除去し、細胞に乳酸菌を取り込ませて培養したところ、細胞が増殖。この細胞が多能性を持つことを試薬で確認した。これまでに5種類の細胞(神経、筋肉、脂肪、骨、軟骨)への分化にも成功したという。
iPS細胞が一定条件下で増え続けるのに対し、この細胞は直径0・3ミリ程度まで成長すると増殖が止まるのが特徴。マウス実験ではがん化も確認されていない。
iPS細胞が多能性を持つようになるメカニズムは未解明で、がん化する可能性も否定されていない。太田准教授は「開発した細胞に、iPS細胞を増殖させる遺伝子を取り込むなどの試みを続けることで、がん化せずに増殖する多能性細胞ができるかもしれない」と話す。
研究論文は26日、米科学誌プロスワン電子版に掲載された。山中教授が委員長を務める文部科学省iPS細胞等研究ネットワーク運営委員会委員の須田年生[としお]慶応大医学部教授(幹細胞生物学)は「論文を驚きを持って受け止めた。多能性細胞ができるメカニズム解明に乳酸菌という全く別の視点が加わり、iPS細胞研究の進展や医療への応用につながる可能性がある」と話している。
(熊本日日新聞)』

https://shingi.jst.go.jp/past_abst/abst/p/13/1326/6univ05.pdf
皮膚細胞が乳酸菌を取り込むと多能性細胞になる
『乳酸菌由来因子によるヒト皮膚細胞のリプログラミング』

https://www.eurekalert.org/pub_releases_ml/2018-02/ku-k020418.php
『体細胞に多能性を獲得させているのは「リボソーム」であることが判明 』
『2012年、ヒト皮膚細胞が乳酸菌を取り込むと多能性を獲得することが日本の研究グループによって発見されました。今回同グループは、乳酸菌を取り込んだ時に体細胞を多能性幹細胞に変える機能を引き起こす物質が、タンパク質合成装置として知られているリボソームであることを世界で初めて明らかにしました。

古くから「脊椎動物の細胞分化を終えた皮膚細胞や神経細胞は、他の細胞種に分化転換しない」と言われてきましたが、核移植実験(ジョン・ガードン卿)やiPS細胞の樹立(山中伸弥教授)により、最終分化を終えた細胞にも分化の可能性が残されていることが明らかにされました。細胞が初期化されて、様々な細胞になる可能性を持つことを、細胞の初期化機能と言います。iPS細胞は4つの山中因子を細胞に強制発現させて初期化した多能性細胞です。人工的に作製されたもので、私たちの身体には存在しません。

熊本大学の研究グループでは、私たちの身体がもともと持つ初期化機能を研究しており、2012年、生きた乳酸菌(Lactobacillus acidophilus)をヒト皮膚細胞に取り込ませ、神経細胞や軟骨細胞に分化誘導させることに成功しました。真核生物は約20億年前に誕生したとされていますが、この研究は、その誕生を説明した「細胞内共生説」にヒントを得ています。「細胞内共生説」は、真核生物の細胞は細菌の感染によりミトコンドリアなどの細胞内小器官を獲得したという説です。研究グループは、細胞は絶えず様々な細菌の感染に晒され、その細胞内物質を細胞質や核内に取り込むことで、多様な性質を有する細胞を進化させてきたと仮定していました。

研究グループは、ヒト皮膚細胞にリボソームを取り込ませると新たな細胞の塊を形成することを確認し、乳酸菌由来の初期化物質がリボソームであることを世界に先駆けて発見しました。リボソームは、ほとんど全ての生物の細胞内に存在し、RNA情報からタンパク質を合成する細胞小器官です。その構造は、大小2つのサブユニットから構成され、50種類以上のタンパク質と少なくとも3種類のRNAからなる複合体です。また、乳酸菌由来のリボソームに限らず、酵母やヒト細胞由来のリボソームでも同様の初期化活性を持つこともわかりました。

リボソームを構成する個々のタンパク質は、多種多様な機能を有することが知られています。例えば、リボソームタンパク(L38)の遺伝子欠損マウスでは、肋骨が1本多くなる現象が報告されています。つまり、リボソームを構成するタンパク質の中に、細胞の初期化に関わるタンパク質が存在することが予想されます。本研究成果は、細胞内在性リボソームによる細胞初期化現象が、単純な単細胞生物から複雑な多細胞生物への進化を担ったことを示唆するもので、生物種を超えた発生・進化学に大きなインパクトを与えることが期待できます。

研究を主導した太田訓正准教授は次のようにコメントしています。

「研究ではリボソームによる初期化された細胞は、細胞増殖が停止することも明らかにしました。リボソームによる初期化細胞作製法をがん細胞に応用することで、がん細胞の増殖を停止して、そのがん特性を転換できることが期待できます。将来的にはリボソームによる安心・安全な抗がん剤を開発できるよう研究を進めていきます。」』

https://astellas-swift.secure.force.com/byoutai/servlet/servlet.FileDownload?file=00P1000000vK1AqEAK
乳酸菌由来物質による癌細胞リプログラミング機構
熊本大学大学院生命科学研究部神経分化学分野
太田訓正

https://nosumi.exblog.jp/20329952/
小保方さん関係(その7):STAP細胞のインパクトとこれから【追記しました】

さて、あなたは何を推論できるかな?

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